このたび、書家・永田灌櫻先生より、『現代の国語はなぜ嫌われるのか』(笠原美保子著)にお寄せいただいた題字「現」と、装丁についてのコメントをSNS上にご掲載いただきました。
永田灌櫻先生
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「現」ご揮毫の経緯や着眼点などをたいへんわかりやすくご解説いただいておりますので、ぜひご覧ください。
題字「現」(クリックで拡大されます)
今回の作品「現」は、篆書(象形文字)で制作されておりますが、この文字自体は篆書よりもずっと後、隷書の時代に生まれたものとされています。そこで、本書の題字「現」は現代的篆書作品として、部首の組み合わせにより表現される運びとなりました。
また、永田灌櫻先生には、近刊『ことばが世界をひらく』(横瀬和治著)におきましても、題字「言」をお寄せいただきました。以下のページから、書影もご覧いただけます。
題字「言」(クリックで拡大されます)
永田灌櫻先生の手による美しい書を、読者の皆様にもご鑑賞いただけましたら幸いです。